さらに詳細を調べたい方向けの
【歯科健康ドッグ】
専門機関へ菌情報を発送し、より詳細な健康状態を調べられます。多忙で人間ドッグが受けられない、健康診断だけでは心配な方にオススメです。こちらのデータと口腔内の状態を総合し、より詳細な生活指導が行えます。菌の必要に応じて除菌治療を行います。
実際の検査結果用紙はこちら
| 検査項目 | 測定値 | 単位 | 基準値 | 対総菌数比率 | 単位 | 比率クラス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 総菌数 | 1,351,184 | Copies | — | 100.00 | % | 0 |
| P.g菌 | 限界以下 | Copies | 1,000以下 | 限界以下 | % | * |
| T.d菌 | 546 | Copies | 1,000以下 | 0.04 | % | * |
| T.f菌 | 103 | Copies | 3,000以下 | 0.01 | % | * |
| Red Complex | 649 | Copies | 3,000以下 | 0.05 | % | * |
| P.g菌 Type II | — | Copies | — | — | — | — |
| A.a菌 | 0 | Copies | 0 | — | — | — |
| P.i菌 | — | Copies | 1,000以下 | — | — | — |
| F.n菌 | 18,655 | Copies | 1,000以下 | — | — | — |
| Treponema菌 | — | Copies | — | — | — | — |
- 歯周病菌には様々な種類が存在し、見られる菌によって身体の様子や健康状態の傾向がわかります。歯周病菌のDNA検査で口腔内にいる菌の種類を調べる検査となります。
検査から治療までの流れ
検査
厳密な検査のために、歯肉に検査棒を入れ浸出液を採取します。短時間で痛みもありませんのでご安心ください。サンプルを検査機関に郵送し、後日検査結果と共に歯周内科治療と生活指導を行います。

歯周内科治療×生活指導
歯周病菌には、存在すると重篤な疾患に発展する可能性のある種がいます。検査でその種や数が判明し生活習慣を変えるだけでは改善が望まれない場合、歯周内科治療としてオゾン水除菌をさせていただきます。

オゾン水除菌コース|15,000円
菌の具体的な紹介
菌の種類が分かれば、対処や生活でより気を付けるべき項目が分かります。
■P. g 菌
P. g 菌は「レッドコンプレックス」と呼ばれる強い歯周病関連菌の代表格で、口の中だけでなく全身の炎症リスクとも関係が深いとされています。重い歯周病の方からよく見つかる細菌です。歯ぐきの炎症が強いほど、この菌の量も増える傾向があります。
身体の健康状態リスク
- 歯周病が進行しやすい状態
- 免疫力が落ちている可能性
- 全身の炎症リスクが高まりやすい
- – 動脈硬化の悪化に関与
– 糖尿病のコントロール悪化
– 早産リスクとの関連
– 認知症(特にアルツハイマー型)との関連
健康面で気をつけること
- 歯周ポケットの徹底ケア、除菌治療
- 生活習慣の見直し|睡眠、休養、栄養の見直し、禁煙
- 口腔内の乾燥を防ぐ|- 水分補給、口呼吸改善、唾液腺マッサージ
■A. a 菌
A.a 菌は「攻撃性の高い菌」として知られています。免疫反応を強く刺激しやすいのが特徴です。重度の歯周病の歯周ポケットで高い割合で検出される菌です。
身体の健康状態リスク
- 歯周組織が急速に破壊されやすい
- 免疫反応が過剰になりやすい|
- – 家族内での共有リスク
A.a 菌は唾液を介して家族間で共有されることがあり、特に若年者の歯周病リスクに関係すると言われています。
健康面で気をつけること
- 歯周ポケットの徹底的なバイオフィルム除去・除菌治療
- 免疫を整える生活習慣- 睡眠・栄養・ストレス管理
■T. d 菌
T.d 菌は、歯周病を重症化させる代表的な細菌のひとつで、P.g・T.f と並ぶ「レッドコンプレックス」に分類されます。“静かに深く進行させるタイプ”の歯周病菌として知られています。この菌が多いと、治療後に歯周病が再発しやすいという報告があります。
身体の健康状態リスク
- 歯周病の進行リスクが高まる特に P.g + T.d + T.f が揃うと、歯周病の破壊力が一気に高まるのが特徴です。
- 慢性炎症が続きやすい研究では、
– 動脈硬化、- 糖尿病の悪化、- 心血管疾患
との関連性が示唆されています。(直接の原因とは断定されていません) - 口臭の悪化|揮発性硫黄化合物(VSC)を産生するため
健康面で気をつけること
- 歯周ポケットの徹底的なバイオフィルム除去・除菌治療
- 生活習慣で炎症を抑える
- 口腔内の乾燥を防ぐ|- 水分補給、口呼吸改善、唾液腺マッサージ
■P. i 菌
P.i 菌(Prevotella intermedia)は、歯周病の進行に関わる“中等度リスク”の嫌気性菌で、特に炎症が強いときに増えやすいのが特徴です。女性ホルモンの影響を受けやすい菌で、妊娠中の歯周炎や月経周期に関連した歯ぐきの腫れに関係しています。
身体の健康状態リスク
- 歯周病が進行しやすい(腫れ・出血・歯ぐきの痛みが出やすい)
- 急に腫れる・痛む症状が起こりやすい
- 口臭が強くなる原因になる
- 妊娠中は特に増えやすく、歯ぐきが腫れやすい
健康面で気をつけること
- 歯周ポケットの汚れ・細菌をしっかり除去する(プロケア+セルフケア)
- 生活習慣で炎症を抑える(睡眠・食事・ストレス管理)
- 喫煙は悪化しやすいため控える
■T. f 菌
T.f 菌(Treponema denticola)は、P.g・T.d と並ぶレッドコンプレックスの主要菌で、歯周病を重症化させる“スピロヘータ(らせん状の菌)”です。動きが非常に速く、組織の深部に入り込みやすいのが特徴です。難治性(治りにくい)歯周病の目安として重要とされています。
身体の健康状態リスク
- 歯周病の進行リスクが高まる特に P.g + T.d + T.f が揃うと、歯周病の破壊力が一気に高まるのが特徴です。
- 急性症状を起こしやすい
- 口臭の悪化|揮発性硫黄化合物(VSC)を産生するため、強い口臭の原因菌としても知られています。
健康面で気をつけること
- 歯周ポケットの徹底的なバイオフィルム除去・除菌治療
- 生活習慣で炎症を抑える
- 口腔内の乾燥を防ぐ|- 水分補給、口呼吸改善、唾液腺マッサージ
■F. n 菌
除菌が難しい菌のひとつです。また、口臭の原因となる「酪酸」という物質を作り出します。強い歯周病菌で口臭の原因に。腸や血管の病気とも関連があり、早めのケアが大切です。
身体の健康状態リスク
- 全身の炎症リスクと関連(動脈硬化・腸の炎症などとの関連が報告あり)
- 大腸がんとの関連が注目されている菌(口から腸へ移動しやすい性質)
- 口臭が強くなる原因になる(嫌気性菌でニオイを作りやすい)
健康面で気をつけること
- 腸の健康を意識した生活(食物繊維・発酵食品・規則正しい食事)
- 炎症を悪化させる習慣を避ける(喫煙・睡眠不足・ストレス)
- 定期的な菌チェック(位相差・PCR)で変化を追う
■P. g 菌 Type II
– P. g 菌 菌には6つのタイプがあり、重度の歯周病ではその約90%が「Type II」といわれています。
このタイプが多い人は、歯周病になりやすい傾向が強いとされています。
身体の健康状態リスク
- 最も強い歯周病菌のひとつで、炎症・出血・腫れを強く起こしやすい
- 歯周病の進行スピードが速い(組織破壊力が高いタイプ)
- 糖尿病の悪化と関連(炎症で血糖コントロールが乱れやすい)
- 全身の免疫バランスに影響し、慢性炎症を助長するといわれている
健康面で気をつけること
- 歯周ポケットの徹底的な除菌・クリーニング(プロケア必須)
- 糖質のとりすぎに注意(血糖変動が炎症を助長)
- 定期的な菌チェック(位相差・PCR)で変化を追う
■T 属(スピロヘータ)
– d 菌を含むグループで、歯周病が重くなるほど増えやすい細菌です。
身体の健康状態リスク
- 重度の歯周病と強く関連(歯ぐきの破壊力が強い)
- 全身の炎症リスクと関連(血管・糖代謝への影響が報告)
- 他の悪玉菌と組み合わさると一気に悪化 例:P.g + T.d + T.f(レッドコンプレックス)
健康面で気をつけること
- 歯周ポケットの徹底的な除菌・クリーニング
- 歯間ブラシ・フロスで細かい汚れを毎日除去
- 炎症を悪化させる習慣を避ける(喫煙・睡眠不足・ストレス)
■Red Complex(レッドコンプレックス)
– P. g 菌・T. d 菌・T. f 菌の3つをまとめた呼び方です。
歯周病が進行した方の歯ぐきの奥で増えやすく、特に病原性(悪さをする力)が強いとされています。
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